こんにちわjyagarikopです。
はじめましての方が大多数だと思いますので、少し自己紹介をします。
Jセカンドチームに所属している22歳の男。
ポジションはサイドバック。
将来は海外でプロ契約を結びたいと考えて、今も現役活動中のサッカー選手です。
コピーライティングなどは得意では無いので、本記事では本質だけをお話しします。
いきなり本編に入ります。
この記事で伝えたいことは、身体能力が無くても、ディフェンスで活躍はできる。勝てる。ということです。
そのためのコツ(インターセプト)を、分かりやすく解説します。
この記事を読んでいただくことで、
中学・高校・社会人サッカーのある程度のレベルまでは余裕で通用するインターセプトスキルを身につけることができます。
『1:1の守備』や、『ドリブラーの対応に困っている。』と言った方、『身体能力に自信が無く、いつもボールを奪いきれない』といった方にオススメの記事です。
それでは、インターセプトの講義を始めましょう。
ぜひ最後までお読みください。
注意書き
僕はサイドバックの選手です。
なので、サイドバックの選手にとって、特別使いやすいインターセプトの方法をここに書きます。
なにが言いたいのかというと、サイドバックに特化したインターセプトのスキルを教えるので、他ポジションの方はご注意ください。
ただ、他のポジションでももしかしたら、使える知識の可能性はあります。
興味のある方、勉強熱心な方は読んでみるのも良いかと思われます!
絶対に損のない内容を、すべてここに書き尽くします。
①インターセプトのメリットデメリット
インターセプトってそもそも何かご存じでしょうか?
知らない方も多いかもしれません。
インターセプトは、ほぼ『パスカット』と覚えていただければ構いません。つまり、相手がボールを触る前に、ボール奪取するということ。
ここでは、インターセプトのメリットとデメリットをざっくりと解説します。
インターセプトのメリットなどについてすでに知っていて、
いいからインターセプトのコツを早く教えてよ!という方は本章は飛ばしてもらって構いません。
インターセプトのメリット
メリットは大きく2つです。
1、すぐに攻撃参加しやすい。
2、相手の”身体能力の高さ”を帳消しにできる。
1,すぐに攻撃参加しやすい。
ごちゃごちゃしたところでボールを奪っても、敵が密集していたらすぐに攻撃参加はしづらいです。
また、対人守備のように、1:1からの守備でボールを奪うことに成功しても真横もしくは真後ろなどに敵がまだいるため、プレッシャーがかかりやすいです。
その点、インターセプト(パスカット)してしまえば、相手との距離があるため、比較的余裕のある状態で次の攻撃へつなげられます。
2,相手の”身体能力の高さ”を帳消しにできる。
そして最大のメリットが、相手の身体能力を帳消しにできる点です。
瞬発力・スピードに優れた敵からボールを奪ったとしても、すぐに切り替えられた場合、また奪い返される可能性があります。
ですが、パスカットをした場合、敵と自分の位置が遠いため、すぐに追いつかれることは少ないでしょう。
また、ドリブルの上手い選手から、毎回ボールを奪うのはきついですが、ボールに触る前にパスカットしてしまえば、敵のテクニックは無力化できます。
スピードスターやパサーたちも無力化することが出来ます。
なんてったって、ボールに触らせないのですから。
インターセプトのデメリット
残念ながら、インターセプトにはデメリットもあります。
それは、失敗した場合、相手を思いきりどフリーでボールを持たせて、しかも自分は敵と距離が遠い。という状況を作りかねないということです。
なので、注意してインターセプトは行いましょう。
対処法ものちに書いておきます。
②Jセカンドの選手の僕が行う『インターセプトのコツ』
それでは、さっそくインターセプトのコツを公開します。
インターセプトの考え方は、以下のような形です。
①自分の関節視野にマーカーを入れる。
あなたがサイドバックなら、(マーカーは)相手サイドハーフになります。
(※ここで注意点は、マーカーは必ず1人までということです。2人同時に視野に入れることはおすすめしません。慣れてきてからにしましょう。)
②マーカーにへそを向ける。
相手サイドハーフ(マーカー)と自分のへそが繋がれたようなイメージで、敵にからだを向けてください。
相手にへそを向けたことで、顔はそっちを見てなくても、勝手に関節視野にマーカーが入るはずです。
(※このとき、はっきりくっきりと相手が見えていなくて大丈夫です。何となく、こっちを向いているのか、相手を向いているのかぐらいが分かればOKです。)
③ボール持ってるやつを見る。
ボールを持っているひとを見てください。
つまり、あなたがサイドバックなら、CB、ボランチ、SBの選手なんかですね。
関節視野にはマーカーを、メイン視野にはボールホルダーを入れてください。
これで柏流インターセプトができます。
おそらく、この①~③のポイントを押さえたら、勝手にボールの出てくるタイミングが分かって、勝手に「あ、取れそう!」ってなると思います。(笑)勝手に。(笑)
おそらく、①~③のポイントをふまえた状態だと、
『敵(CBやボランチなど)がボールを蹴ろうとして下(ボール)に目線を落とし、ボールを蹴る。』
までの動作がはっきり見えているはずです。
ボールを持ってるやつを、ずっと見ているんだからね。(笑)
しかも、敵(マーカー)の位置もおおよそわかっているはずです。へそを向けて関節視野に入れているので。
あとは、パスが出されそう、または出された後に、タイミングを合わせてパスカットするだけです。
インターセプトの注意点など
ここからは、もう少し具体的に詳細を解説していきます。
注意点や、デメリット(リスク)を解消する方法もお伝えしていきます。
1,『3:7』の割合で、インターセプト:裏対応
おさえておく点の一つ目が、裏対応も忘れない。ということです。
インターセプトをする際に、マーカーやパサーのレベルが上がってくると、ごろパスのふりをして裏にロングボールを蹴ってくることがあります。
(そうすると、マーカーと入れ替わってあっさり裏を取られてしまう。)
なので、特に試合開始後の数プレーあたりまでは、インターセプトではなく裏対応の方に重心を持つことをおすすめします。
そうすれば、相手は、「あ、こいつは裏対応めっちゃするやつやん。」ってなり、次のプレーからゴロパスがきやすくなります。
ボクも、基本的にパサーのキックフォームが分かるまではインターセプトは狙いません。
慣れてくると、あ、これはロングボールのフォームだな、とかこれはゴロだな、というのが見極められるようになります。
それができるまでは、3:7の比重を守っていただけたらと思います。
2,インターセプトに行くときは、思いきり行け!
二つ目の注意点は、インターセプトに行くときは思いきり行け。ということです。
中途半端なスピードや気持ちで取りに行くと、パサーに気づかれたり、マーカーが気づいてボールによって来たりしてしまいます。
なので、取りに行くときは、勇気をもって、思いきりです。
ただ、あからさまに「インターセプト行くぞ!行くぞ!パス来い!(鼻息フンフン)」のように相手にばれるくらい気合を入れてしまうと、対応されやすいです。(※でもバチバチなプレーが好きな人はこれでも良いですよ!)
「なんとなくお前の位置に、プレス行ける体の向きだよ~。」
くらいの雰囲気を相手に出しておきましょう。
そして、パスが出たら、「思い切りよく」いきましょう。
バーゲンの開店した瞬間くらいの感覚で突っ込む。
みたいなイメージです。
3,チャンスの時と、じゃないとき
チャンスの時は、
・マーカーが、自分の姿をちゃんと見てない時
・パサーがボールを蹴る時に、下(ボール)に目線を向けた時
はチャンスです。
理由は、こちらの姿を認識してないからです。
あなたの姿が見えていないから、隙だらけのゴロパスを出してくれます。
逆に、気を付けたいのは
・マーカーが首振りをしてこちらを見てきたとき
・パサーの技術レベルが高く、顔があがったままパスを出せるとき
・パサーの技術レベルが高く、キックフォームを同じにされてロングかゴロか分からないとき
・目線が他を向いているのに、こちらにパスを出してくるとき(ノールックパス)
です。
チャンスの時のポイントに当てはまった場合は、積極的に取りに行っても良いでしょう。
ですが、気を付けたい時のポイントに当てはまったとき、あなたは逆に罠にかかっている可能性があります。
インターセプトは中止して、『前を向かせない。』に作戦を変更しましょう。
ただ、この記事は中級者ぐらいを目安につくっているので、そこまでレベルが高くなることはないと思いますが、一応書いておきます。
おわりに
いかがだったでしょうか?
これでインターセプトのコツはおわりです。
記事はこれで終わりですが、このスキルを身につければ、そこそこのレベルでずっと使い続けられます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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また次回お会いしましょう!👋
文章が若干書籍っぽいのは、そういうことです。
基本、当時の文章のまま載せています。もし、この記事を読んで、役に立ったという方は後からでも有料の記事の方を購入して、私の活動に寄付してくれるとうれしいっす!